プロレス　ボクシング　キックＩＮＶＩＴＡＴＩＯＮ　ＴＯ　ＲＩＮＧ

近年、ボクサーやレスラーの訃報が相次いでいる。
それは現役にしろＯＢにしろ今まで長年に渡って慣れ親しんだ選手が多い。

それに比べて富沢は最近知ったばかりなのだが・・・
何故か今回の件が最も悲しいし涙が出るな。
まぁ訃報に関して１番だのなんだの順位もへったくれもないものだが。

今回のレースでは富沢は予選８番手ではあったが序盤から優勝争いに加わり、
期待は大きく膨らんだもんだ。
しかし転倒！
この時はＦ１の安全神話に慣れ切ってた俺は大したことないものだと思っていた。
それどころか真っ先に優勝を逃したことやノーポイントに終わったことを
残念に思っていたが！
事態は予想以上に深刻との報を受けて俺は青ざめた。

しかし、どうってことないに決まってる！
ロッシや青山のように超人的な回復を見せて、直ぐに復帰さ！
こう祈るような気持ちでレースを見続けていた。

意識は回復し、足か腕の骨折くらいで済んだという吉報を待っていた。
負傷で吉報ってのもおかしな話だが、今にして思うと怪我くらいで
済んでいたらどれだけ良かったかと心底思ってしまうのだ。

それがこんなことになるなんて！
訃報を聞いた瞬間に俺は腹が減っていたはずなのに食欲は失せ、
沢山寝たはずなのに俺は全身の力が抜けて眠ってしまった。

目が覚めて悪夢ではなかったという現実を確認するとまた涙が出た。

まだ１９歳と知ってまた泣いた。

加藤にしろノリックにしろ富沢にしろ逝くのが早過ぎだろ！
速いのはバイクに乗った時だけにしろよな・・
なんていつものように冗談を書いても空しいだけだな。

まさか、この歳になって２日連続で涙を流すほどの悲しいことが
あるなんて夢にも思ってなかったわ！

もう何を書いて良いんだかわからんほどに悲しいのでこのへんにします。

富沢祥也選手のご冥福を心から祈ります。

富沢祥也よ永遠に！